実はバリに行く前から、映画にもなっている「恋空」にはまっていました。
こんなに本にはまったのは初めてで、撮影の合間を見つけては読み、また撮影してはちょっとした空き時間にまた読むを繰り返してます。
バリにいる間、この上・下巻を手放すことはなかったです。
作者の美嘉さんの実話に基づいて作られたお話は、自分にとっていろいろと考えさせられる作品でした。
物語は主人公の美嘉の16歳から大学生までの成長していくお話。だんだんと大人になっていく美嘉を自分と重ねた時、私が16歳の時は美嘉のように考えられなかったなと、また、人にはいろんな愛し方があるんだなと勉強させられました。
私と恋愛の価値観が似ている作者の美嘉さんに親近感が持てたし、自分の立場に置き換えても共感できる部分がたくさんありました。人って本当に好きな人には自分の思っていることを素直に伝えられなかったり、私も前から思っている人にうまく思いを伝えられないでいます。
今の私はこの本の途中と同じで遠くからその人の幸せを願い見守っている最中で・・・これで良いのかなと気付かされた教科書のような本です。
私も彼女のように大きな気持ちで彼のことを見守って行きたいです。
この本に出会えてよかったです。